栄養・ビタミンたっぷり!ダイエット中のご褒美肉は牛タンで決まり!

炭火で焼く牛タン

焼肉店に行けば、真っ先に注文するのがカルビやヒレ・ロース等です。これらの牛肉は、濃厚な味わいがあって食べていて幸せ感が充満してきます。ところがそうした濃厚な味わいの牛肉の合間に、薄くスライスされた牛タンをサッパリとした塩やレモン汁で食べるのも実にいいものです。また牛タンの本場仙台では、牛タンが薄くスライスされていないので別格の味わいがあります。ここではそんな牛タンに秘められている驚くべき栄養価についてご紹介いたします。

牛タンの栄養

脂質をエネルギーに変換してくれる栄養素が豊富

牛肉といえば、タンパク質が豊富です。しかしながら、タンパク質と同時に脂肪の原因ともなる飽和脂肪酸も取れてしまいます。それが、肥満の原因となってしまうのです。ところが同じ牛肉でも牛タンに関しては、脂質をエネルギーに変換してくれるビタミンB2やパントテン酸が豊富に含まれているのです。

さらには糖質をエネルギーに変換してくれるビタミンB2も豊富なのです。さらには、動脈硬化や脳卒中の予防にも繋がるビタミンB12も豊富に含まれているのです。こうしたビタミンB群は、とにかく他のお肉よりも豊富なのでヘルシー食品の代表格といっても過言ではないのです。

食べる栄養ドリンク

牛タンには、上述したようなビタミンB群だけでなくタウリンも豊富に含まれています。このタウリンといえば、リポビタンDのCMですっかり有名になった栄養素です。そういう意味では、牛タンはまさに食べる栄養ドリンクでもあるのです。

その代わり、タウリンという名前だけが独り歩きしている感があります。要するにタウリンの栄養価自体は、あまり知られていないのが現状です。具体的には、肝機能の強化作用や血圧の上昇をコントロールする作用、さらにはインスリンの分泌を促進する作用もあるので糖尿病の予防にも効果が期待できるのです。

オススメの牛タンメニュー

ネギ塩牛タン

近頃では、楽天などの通販サイトでも牛タンを手軽に購入することができます。従って、わざわざ焼肉店に行かなくても手軽に牛タンを自宅で食べることができるのです。そこで手軽にできる簡単なネギ塩牛タンのレシピをご紹介してみたいと思います。

まずは、長ネギをみじん切りにします。その後、ボウルに移します。さらにボウルには、すりおろしニンニクやレモン汁・ごま油・塩コショウ・鶏ガラスープの素などを入れます。これで牛タンにかけるタレの出来上がりです。

それから牛タンをフライパンで焼き上げます。両面に軽く焼き色が付いた時点で、お皿に盛り付けます。そして先ほど作ったボウルのタレをふりかけて完成です。牛タンをある程度厚くスライスしておくと、牛タンの本場仙台の牛タンに迫れるのではないでしょうか。

牛タンの塩焼き

牛タンの塩焼きをする際には、あらかじめ下処理で柔らかくしておくのがオススメです。具体的には、塩小さじ2杯分と重曹小さじ4杯分を水600ccでボウルに溶かしておきます。そこに牛タンを厚めにスライスして3時間以上入れておきます。1日漬けておいても構いません。そうすることで、牛タンの肉質が柔らかくなるばかりか臭みも抜けるのです。

その後は、塩コショウのみで味付けをして牛タンをフライパンで焼き上げるのです。最後には、細かく刻んだネギを薬味としてふりかけて完成です。上述したような鶏ガラスープで味付けをした牛タンのような味はしませんが、牛タン本来の味を味わうことができます。

その他にも牛タンに様々な味付けを施して、フライパンで焼き上げるというのが仙台風の牛タン焼きです。また牛タンを厚めにスライスする際には、牛タンに包丁で何か所か切り溝を入れておくと歯で簡単に噛み砕くことができます。

まとめ

牛たんは、カルビやサーロイン・ロースなどの一般的な牛肉とは違った食感です。しかしながら、一度食べたら病みつきになるのも事実です。ぜひとも今回ご紹介したように、牛タンを厚めにスライスして仙台風の牛タン焼きを堪能してみてはいかがでしょうか。