お肉を食べて脂肪を燃やす!肉ダイエットの方法とは?

焼き肉

例えダイエットをしていても、お肉をガッツリ食べたい!といった欲望を無くすのは大変です。そうした欲望を抑えていると、どうしてもストレスが溜まってしまいます。おまけにそれが仕事や人間関係に悪影響を及ぼすとも限りません。そこであえて申し上げたいのは、ダイエット中でもお肉を食べるにはお肉の部位や調理方法などに気を付ければ大丈夫なのです。そこで今回は、そうした秘訣をご紹介してみたいと思います。

お肉の栄養とカロリー

お肉の栄養

お肉の中でも、やはり牛肉はタンパク質が豊富に含まれています。その代わり脂質も多いので、カロリーが高めなのも事実です。もちろんその他にも、亜鉛や鉄分・ビタミンB群なども含まれており、その量も豚肉や鶏肉の数倍上回っています。

一方近頃では、牛肉が高いので豚肉の需要度も高まっています。この豚肉には、牛肉の10倍に相当するビタミンB1が含まれているのが大きな特徴です。しかもビタミンB1には、脂質をエネルギーに変換してくれる作用があるので太りにくいというメリットがあります。その代わり豚肉には寄生虫がいる恐れが高いので、十分に加熱処理をする必要があります。

牛肉と豚肉に次いで需要度の高いお肉といえば、やはり鶏肉です。この鶏肉は、シカ肉に次いで低カロリーで高タンパクなのが大きな特徴です。また、消化吸収という面でも優れています。さらには、滋養強壮や筋骨強化・疲労回復といった効果も期待できます。その他にもビタミンAが豊富なので、皮膚や粘膜を強化してくれます。

お肉のカロリー

まずは牛肉のカロリーについてですが、脂肪にさえ注意をしていれば赤身はカロリーが比較的低めです。また牛肉の場合、輸入牛肉よりも国産牛肉のほうがサシが多い分カロリーも高めになる傾向があります。具体的には、輸入サーロインであれば100g当たり300kcal弱になります。さらに輸入ヒレ肉に至ると、100g当たり140kcal程度です。

一方近年しゃぶしゃぶなど需要度の高い豚肉ですが、お肉の中でもビタミンB1が最も多く含まれています。そして気になるカロリーですが、豚肉の肩ロースで100g当たり260kcal程度になります。一方ヒレに至ると、100g当たりわずか120kcal程度しかありません。牛肉に比べると、断然オススメです。

それから豚肉と同様に需要度の高い鶏肉ですが、鶏肉にはビタミンAが他のお肉よりも数倍多く含まれています。またなるべく油を使わずに調理をすれば、カロリーも相当抑えることが可能です。おまけに
成鶏よりも若鶏を選べば、さらにカロリーを抑えることができます。具体的には、ささみは100g当たりわずか110kcal程度に過ぎません。また、モモ肉も100g当たり200kcal程度です。

お肉でダイエットする方法

牛肉のヒレ

牛肉の中でも、脂肪分が比較的少ない部位というのはヒレ肉です。もちろんヒレ肉といえば、高級な部位でもあるので値段もそれなりにお高いです。しかしながらカロリーを抑えつつ、ダイエット中でも牛肉の旨味を存分に味わうことができます。おまけにヒレ肉を調理する前に、事前に脂身を切り除いておけばカロリーをさらにカットすることができるのではないでしょうか。

鶏肉のささみと胸肉

鶏肉のささみと胸肉といえば、ここでご紹介するまでもなく誰もがすでに御存知なのではないでしょうか。そうです。ささみと胸肉に関しては、脂肪分がほとんど含まれていないのです。そのためどんなお肉よりも低カロリーなのが大きな特徴です。そうなれば、例えダイエット中でも気兼ねなく食べることができるのではないでしょうか。

豚肉の肩ロース

豚肉といえば、やはり気になるのが脂肪分です。ところが豚肉の肩ロースに関しては、赤身が多く脂肪分が比較的少ない部位なのです。おまけに牛肉のヒレ肉に比べると、はるかにリーズナブルです。そういう意味では、ダイエット中でも体重だけでなくお財布事情も気にする必要がないのです。

まとめ

今回ご紹介したような脂肪分の少ないお肉の部位は、調理すると硬くなりやすいというデメリットがあります。そのため下処理として、フルーツに漬け込んでおくと肉質が柔らかくなります。さらに食べる際にも、濃いめの味付けで食べると美味しくいただくことができます。

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